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私はかつて、米ハワイのドミノ・ピザも運営していました。ハワイでは、ピザの種類は12種類程度しかありません。飲み物もコーラなど数種類しか用意していない。それでも繁盛する。おそらく、それが米国流なのです。
だが、「世界で一番うるさい」と言われる日本のお客さんは、それでは許してくれません。私が運営していたころは、ピザだけで35種類は用意していましたし、季節ごとの限定メニューもたくさん打ち出しました。飽きやすい日本人には、サラダなどのサイドメニューや飲み物も多く揃えなければ支持してもらえません。
自動販売機を見ても国民性の違いは明らかです。米国のコカ・コ-ラの自販機では、コーラやスプライトがほとんど。ダイエットコークなどの派生品はありますが、メーンはコーラです。ところが、日本コカ・コーラの自動販売機には、コカ・コーラ以外にもお茶や缶コーヒーなど、様々な商品が並んでいる。季節によって、商品が目まぐるしく変わるんです。
―― 日本人に向けて多くの種類を用意したわけですね。
比嘉:メニューだけではありません。求めるサービスも異なります。米国では、平たく言えば「ボリューム重視」です。飲み物や食べ物のサイズを大きくすれば、支持されやすい。
ところが、日本ではサイズを多くするだけではダメ。味はもちろんのこと、宅配員の接客態度やマナーなども厳しく見られます。その違いというものを、なかなか米国人には理解してもらえないんです。
— ウェンディーズ、再上陸の勝算:日経ビジネスオンライン (via tiga)